昨年の春、防災士の認証を受けるために『防災士教本』という分厚い本を手にして勉強を始めました。その後、幾つかの大学の先生方にご縁をいただけたこともあり、防災に関する学びを継続しています。
そんな中、「レジリエンス」という言葉をよく見聞きするようになりました。(新しい言葉ではなく、私が知らなかっただけです。)
一般的には、復元力や弾力性と訳されるようですが、災害や防災において用いられる場合には、地震や津波といったハザードによって引き起こされる想定外の被害から、 組織や地域社会がしなやかに立ち直る力というようなイメージで使用されています。
ところで「レジリエンス」とは、もともとは心理学で使われている言葉だそうです。Wikipediaによりますと『レジリエンスとは、社会的ディスアドバンテージや、己に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを対応させる個人の能力と定義される』と説明されています。
ここのところ、予期せぬ社会環境の変化で、個人的にも一日の過ごし方が大きく変化しています。
会議や各種の打ち合わせをすべてリモートに切り替えたこともあり、移動に費やしていた時間が従来より格段に少なくなりました。
レジリエンスを強化するために、今、為すべきことを考えて、一つ、また一つと実践していこうと思います。
一日も早く、社会に明るく元気な笑い声が戻りますように。